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GMO系列のサービス維持調整費とは?エックスサーバーでも導入される?

今回は、GMO系列で徴収されているサービス維持調整費についてのお話しです。

レンタルサーバーやドメイン取得サービスを探していると、「サービス維持調整費」ということがはよく出てくる言葉です。
サービス維持調整費について知りたい方は、ぜひチェックして下さい。

サービス維持調整費とは何?

まず、サービス維持調整費についてい説明します。

サービス維持調整費とは、2023年2月にGMO系列のサービスで導入された制度です。
サービスに対して10~20%の範囲で料金が上乗せされることになり、実質的な値上げになります。

例えば、サービス維持調整費が20%のタイミングの場合、1,000円のサービスだと、実際には1,200円が請求されることになります。
その為、高額なドメインを取得してしまうと、サービス維持調整費だけで1,000円以上が上乗せされることもあります。

因みに、人気のConoHa WINGであれば「10%」、お名前.comだと「10~20%」の変動制となっています。

変動制となっており、数ヶ月に1度、サービス維持調整費が見直されることになります。

ただし、20%を超えることもあるので注意して下さい。
お名前.comだと、現時点(2024.07.01)でのサービス維持調整費は25.25%となっており、制度の導入以降、徐々に上がっています。

サービス維持調整費が導入された背景

GMO系列のサービスで、サービス維持調整費が導入された主な理由としては以下の3つが上げられます。

  • 急激な国内電気料金高騰
  • 為替円安進行
  • 世界的な半導体不足

中には、まずは企業努力でコスト削減を徹底すべきといった声もあります。
ですが、企業努力では追いつかないほどに様々なコストが上がり過ぎたのではないかと考えられます。

その為、個人的には"サービス維持調整費の導入"は仕方がないのかと考えています。

サービス維持調整費に関するユーザーの声

X(旧ツイッター)を使って、サービス維持調整費に関するユーザーの声も確認してみましょう。
因みに、批判の声がほとんどで、納得できていない方も多いようです。

他社への移管

サービス維持調整費の導入直後によく見られたのが、他社への移管についての投稿です。


実際、他社へ移管された方は多いと思います。

サービス維持調整費が高すぎ

サービス維持調整費が高すぎるという投稿も多いです。
例えば、こちらの方であれば.tokyoドメインを利用されており1,500円以上の金額が上乗せされています。

毎月のように値上げ

「毎月のように値上げ」といった投稿も非常に多く、サービス維持調整費が導入以降どんどん上がっていることに対する不満の声も多いです。

その他の投稿

他にも、サービス維持調整費に関してはマイナスな内容の投稿が非常に多かったです。

サービス維持調整費が導入された主なGMO系列のサービス

【サービス維持調整費の比率が変動するサービス】
■お名前.comのドメインサービス
■ムームードメイン
■バリュードメイン
【サービス維持調整費の比率が固定されているサービス】
■ConoHa(ConoHa WING、ConoHa VPSなど)
■お名前.comのレンタルサーバー
■バリュードメイン

サービス維持調整費ではなく、サーチャージという名目で追加料金を徴収するGMO系列サービスもあります。

【サーチャージが導入されたサービス】
■WADAX(ワダックス)
■iCLUSTA+
■クラウドVPS byGMO
ロリポップ!やヘテムル、コアサーバーに関しては、値上げは実施されました。
ですが、サービス維持調整費は導入されていません。

私は、エックスサーバー系列を推しています。

ですが、ConoHa WINGやお名前.comも素晴らしいサービスです。
サービス維持調整費が掛かってもOKという方は、GMO系列のサービスをチェックしてみるのもおすすめです。

エックスサーバーでもサービス維持調整費は導入される?

まず、エックスサーバーではサービス維持調整費を導入していません。
その為、料金が変動することもありません。

また、エックスサーバーがサービス維持調整費を導入する可能性もかなり低いと考えられます。
というのも、"維持調整費などの名目による追加費用を請求する予定はございません"という方針を出しています。
エックスサーバー「価格維持方針に関するお知らせ」
参照:エックスサーバー 価格維持方針に関するお知らせ

ただし、エックスサーバーもいずれは値上げの可能性もあります。
エックスサーバー「価格維持方針に関するお知らせ」
参照:エックスサーバー 価格維持方針に関するお知らせ

昨今の様々な状況を考えると、どこかのタイミングで値上げが実施される可能性が無いとは限らないですね。

とは言え、サービス維持調整費のような不明瞭な値上げではないと考えています。

最後に

サービス維持調整費とは、GMO系列のサービスで導入されたサービスを維持するための制度です。
実質的な値上げになり、サービスの利用料金に対して10~20%程度の範囲で金額が上乗せされます。

ただ、現時点(2024.07.01)でのサービス維持調整費は25%を超えており、制度の導入以来どんどん上がっています。

個人的には、このタイミングでレンタルサーバーやドメイン管理の移管をおすすめしています。
おすすめは、やはり当サイトでも使用しているエックスサーバーとXserverドメインです。

ぜひ、この機会にチェックしてみましょう!

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