今回は、エックスサーバーの新機能である「www転送設定」「HTTPS転送設定」の利用方法について紹介します。
いずれも大切な機能です。
www転送とHTTPS転送の設定方法について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
www転送設定とHTTPS転送設定とは何？
まずは、www転送機能とHTTPS転送機能についてお話しします。
www転送設定について
www転送設定とは、URLに含まれるエイリアス（www）のあり・なしを統一する機能です。
www転送設定を有効にすることで、以下のような転送が可能です。
↓
https://example.com/ へリダイレクト
※逆の転送設定も可能
この設定により、WEBサイト内のページをwwwなしの「https://example.com/～」へ統一することができます。
それに、混在しているのは見栄えも良くないので、ユーザー目線でも統一しておいた方がいいです。
因みに、「wwwあり」「wwwなし」のどちらに統一しても、SEO上はどちらでも問題はないです。
ですが、最近のWEBサイトの多くは「wwwなし」で運営されているので、「https://example.com/～」へ統一するのがおすすめです。
ただ、古くから運営されているWEBサイトだと「wwwあり」で運営されていることが多いです。
その場合は、無理に「wwwなし」変更するのは避けて、「wwwあり」のままでWEBサイトの運営を続けましょう。
HTTPS転送設定について
HTTPS転送設定は、HTTP通信をHTTPS通信へ強制的にリダイレクトする設定です。
つまり、SEO対策としても必須の常時SSL化（HTTPS通信の強制化）の設定になります。
HTTPS転送設定を有効にすることで、以下のような設定が可能になります。
↓
https://example.com/ へリダイレクト
これにより、WEBサイトへの全てのアクセスが「https://example.com/～」へ統一されます。
www転送設定・HTTPS転送設定の利用方法
www転送設定とHTTPS転送設定は、エックスサーバーのサーバーパネルの「ドメイン設定」の画面から行います。
サーバーパネルへログインすると、画面左側にある「ドメイン」→「ドメイン設定」と移動してください。
※旧デザインの画面を開いている場合は、新デザインに切り替えてから作業を行ってください。
↓
ドメイン設定画面が開きます。
設定済みのドメインが一覧で表示されているはずなので、該当ドメインの右側にある「詳細」をクリックします。
今回は、当ブログのドメインである「sabameijin.com」の設定を行ってみます。
詳細をクリックすると、該当ドメインの設定画面が開きます。
この画面上で「www転送」と「HTTPS転送」の設定を行います。
まず、「www転送設定」という項目があります。
デフォルトでは「転送しない」にチェックが入っているはずなので、いずれかに設定しなおします。
逆に、wwwなしに統一する場合は「example.com に転送する」を選択します。
次に、画面を下へスクロールすると、「HTTPS転送設定」という項目があります。
これで、「www転送」と「HTTPS転送」の設定が完了です。
最後に、設定内容を保存すればOKです。
最後に
今回は、エックスサーバーの「www転送設定」と「HTTPS転送設定」の利用方法をまとめました。
同様に、HTTPとHTTPSのURLが混在するのもNGです。
「www転送設定」と「HTTPS転送設定」の機能を使えば、混在するURLを簡単に統一することができます。
これらの機能を活用して、必ずURLの統一を行うようにしましょう。
