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エックスサーバーと他社人気レンタルサーバー4社を比較!

今回は、エックスサーバーと他社の人気レンタルサーバー4ブランドを比較してみます。

この4つのレンタルサーバーは、エックスサーバーともよく比較されます。
エックスサーバーとこの4つレンタルサーバーの違いが気になる方は、ぜひチェックして下さい。

因みに、比較するのは、多くの方が気にされる以下の10項目です。

■利用料金
■ストレージ
■容量
■転送量
■スペック(メモリ/vCPU)
■WEBサーバー
■バックアップ機能
■主なセキュリティ
■利用範囲
■サポート

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レンタルサーバーの各項目を表で比較

まずは、各項目を表でチェックしてみましょう。

エックスサーバーConoHa WINGロリポップ!mixhostカラフルボックス
プランスタンダードベーシックハイスピードスタンダードBOX2
利用料金
(12ヶ月契約)
1,100円971円990円968円
(更新2,178円)
1,166円
ストレージNVMeSSDSSDNVMeSSD
容量500GB300GB700GB無制限700GB
転送量無制限無制限無制限無制限無制限
スペック
(メモリ/CPU)
8GB/6コア8GB/6コア非公開非公開8GB/6コア
WEBサーバーNginxNginx
+
Apache
LiteSpeedLiteSpeedLiteSpeed
バックアップ機能
WAF
再販×
(原則)
商用利用
アダルト×××
サポートメール、電話、チャットメール、電話、チャットメール、電話、チャットメール、zoom、その他メール、電話、チャット、LINE

それでは、エックスサーバーとの違いを詳しく説明していきます。

10項目を詳細に比較

サーバーの利用料金を比較

サーバーの利用料金に関しては、各社12ヶ月契約の場合の月額料金で比較してみます。
※初期費用は、各社無料です。

エックスサーバーConoHa WINGロリポップ!mixhostカラフルボックス
スタンダードベーシックハイスピードスタンダードBOX2
1,100円971円990円968円
(更新2,178円)
1,166円

料金に関しては、ConoHa WINGとロリポップ!が最も安いです。
逆に、エックスサーバーは月額1,000円を超えており、ConoHa WINGやロリポップ!と比べると高く感じます。

ただ、mixhostに関しては、更新時の料金に注目して下さい。

初回契約時は月額968円ですが、次回以降の更新時からは月額2,178円とかなり高くなります。

この点は、mixhostのデメリットとしてもよく上げられており、ユーザーからの不満の声の多い点です。

ストレージ、容量を比較

次は、ストレージと容量について比較してみましょう。

エックスサーバーConoHa WINGロリポップ!mixhostカラフルボックス
プランスタンダードベーシックハイスピードスタンダードBOX2
ストレージNVMeSSDSSDNVMeSSD
容量500GB300GB700GB無制限700GB

まず、ストレージに関してはエックスサーバーとmixhostが「NVMe SSD」を搭載しています。
それに対して、その他のレンタルサーバーでは「SSD」を採用しています。

NVMeとはSSDに最適された通信規格で、より高速な処理速度でWEBサイトの高速化を期待できます。

ストレージの容量に関しては、ロリポップ!のハイスピードプランとカラフルボックスぼBOX2プランは700GBとかなり多いです。

ただ、mixhostは驚異の無制限となっており、いくらでも使えるようになっています。
理屈の上ではWEBサイトを作り放題のレンタルサーバーと言えます。

転送量を比較

転送量を比較してみましょう。

エックスサーバーConoHa WINGロリポップ!mixhostカラフルボックス
無制限無制限無制限無制限無制限

どのレンタルサーバーも、転送量は無制限となっています。

転送量について

転送量とは、データ容量のようなもので、上限値を超えると通信を制限される可能性もあります。
そうなると、WEBサイトの表示が著しく遅くなるので、転送量には注意が必要です。

で、無制限というのは、上限値が設定されていないので安心ですが、実際には目安が設定されていることもあります。

例えば、mixhostだと「快適にご利用いただける目安は1契約あたり月間100TB程度」となっています。
つまり、無制限ですが、月間100TBを超えると制限を受けて、WEBサイトの表示速度にも大きな影響があります。
※月間100TBもあれば十分ですが。

注意点!
mixhostは容量も無制限となっています。
ですが、快適に利用できるのが月間転送量100TBまでです。
WEBサイト無制限とは言え、作りすぎると転送量が大幅に増えて制限を受けてしまうので、実質的には作りたい放題とは考えない方がいいです。

スペック(メモリ/vCPU)を比較

エックスサーバーConoHa WINGロリポップ!mixhostカラフルボックス
スタンダードベーシックハイスピードスタンダードBOX2
8GB/6コア8GB/6コア非公開非公開8GB/6コア

エックスサーバーと、ConoHa WING、カラフルボックスでスペックに違いは見られないです。

ただ、ロリポップ!とmixhostは、メモリ・vCPUが非公開です。
その為、スペックでの比較は難しいです。

WEBサーバーを比較

エックスサーバーConoHa WINGロリポップ!mixhostカラフルボックス
スタンダードベーシックハイスピードスタンダードBOX2
NginxNginx
+
Apache
LiteSpeedLiteSpeedLiteSpeed

WEBサーバーに関しては、エックスサーバーとConoHa WINGはNginx(エンジンエックス)を搭載しています。
Nginxは、高速で、かつ同時アクセスに強いWEBサーバーで、大量のアクセスが発生しても安定した表示速度を期待できます。

それに対して、他のレンタルサーバーではLiteSpeed(ライトスピード)を採用しています。
LiteSpeedは、Nginxよりも高速なWEBサーバーで、WEBサイトの高速な表示を期待できます。

バックアップ機能を比較

バックアップ機能に関しては、各社自動バックアップ処理となっています。

エックスサーバーConoHa WINGロリポップ!mixhostカラフルボックス
プランスタンダードベーシックハイスピードスタンダードBOX2
実行回数1日1回1日1回1日1回1日1回1日1回
データ保持数14日分14日分-14日分14日分
データ復旧無料無料無料無料無料

ロリポップ!に関しては、バックアップデータの保持数が不明ですが、その他のレンタルサーバーは14日分が保持されています。
ただ、全体的にエックスサーバーと他社レンタルサーバーで大きな仕様の違いはありません。

mixhostとカラフルボックスに関しては、バックアップデータは、サーバーとは別のエリアのデータセンターへ保存されます。

例えば、カラフルボックスは、東日本に設置されているサーバーを利用している場合、西日本のデータセンターへバックアップデータが保存されています。

サーバーとバックアップデータの保存地域を分けることで、仮にどちらか一方に災害などが発生しても、もう一方は残ることになります。
それにより、データをより安全に保存できることになります。

主なセキュリティを比較

エックスサーバーの主なセキュリティ

  • WAF
  • 無料SSL
  • セコムセキュリティ診断
  • Web改ざん検知(ビジネスプランのみ)
  • WordPressセキュリティ設定
  • FTP制限設定
  • メール(アンチウィルス、スパムフィルター、高性能スパムフィルタ(Cloudmark)、DKIM・DMARCの設定)

セコムセキュリティ診断とは、セコム社が提供するセキュリティ診断サービスです。
エックスサーバーでは外部企業によるサービスにより、客観的なセキュリティ診断を実施されているのが大きなメリットです。

ConoHa WINGの主なセキュリティ

  • WAF
  • 無料SSL
  • IPアクセス制限(特定のIPアドレスからのアクセスを制限)
  • 脆弱性診断(ネットde診断)
  • WordPressセキュリティ設定
  • メール(アンチウィルス、迷惑メールフィルター、DMARCの設定)

ロリポップ!の主なセキュリティ

  • WAF
  • 無料SSL
  • ウイルスチェック(アップロードファイルやメールを自動的にチェック)
  • 海外アタックガード(海外IPアドレスからの特定のアクセスを制限)
  • FTPアクセス制限
  • メール(ウイルスチェック機能、迷惑メールフィルタ)

mixhostの主なセキュリティ

  • WAF
  • 無料SSL
  • WordPressワンクリック診断&セキュリティ強化機能
  • メール(アンチウイルス機能、スパムフィルタ、DMARCの設定)

カラフルボックスの主なセキュリティ

  • WAF / IPS / IDS
  • 無料SSL
  • ウィルススキャン
  • メール(ウイルスチェック機能、スパムフィルター、カスタムフィルター、DMARCの設定)

利用範囲を比較

エックスサーバーConoHa WINGロリポップ!mixhostカラフルボックス
再販×
(原則)
商用利用
アダルト×××

エックスサーバーのみ、再販が原則禁止となっています。
原則禁止というのは、例えば、「WEB制作会社が自社で借りているサーバーの一部に顧客のWEBサイトを設置すること」が認められています。

再販というのは、自分が借りているサーバーの一部を第三者へ貸し出す行為です。
再販が許可されている場合、無償で貸し出すこともできますし、有償で貸し出して利益を得ることもできます。

商用利用については、各サービスで許可されています。

商用利用とは、ECサイトや自社サービス・商品の販売サイト、アフィリエイトサイトなど、利益を得るための利用になります。
商用利用禁止だとWEBサイトを使った商品の販売も行えないので、ほとんどレンタルサーバーで商用利用は許可されています。
ですが、稀に禁止されているレンタルサーバーもあります。

アダルト利用に関しては、許可されているのはmixhostとカラフルボックスのみです。
アダルトサイトの運営を行う場合には、この2社のいずれかになり、エックスサーバーでは公開できないです。

因みに、エックスサーバーでは、風俗店サイトやアダルトグッズの販売サイトの公開は許可されています。

アダルトコンテンツの公開を禁止されていても、一部認められることもあります。
詳細は、各社公式サイトの利用規約などをチェックしてみましょう。

サポート体制を比較

最後に、サポート体制を比べてみましょう。

エックスサーバーConoHa WINGロリポップ!mixhostカラフルボックス
メール
電話平日10:00~18:00平日10:00~18:00平日10:00~18:00×24時間受付
チャット平日10:00~18:00平日10:00~18:00平日9:30~13:00
14:00~17:30
×平日9:30~12:00
13:00~17:30
チャットボット24時間365日-24時間365日-24時間365日
LINE××××平日9:30~12:00
13:00~17:30
zoom××××
その他---WordPressサポート/優先サポート(上位プラン)コールバック電話サポート(上位プラン)

エックスサーバーでは、メール、電話、チャットがメインですが、チャットボットも用意されています。
チャットボットであれば、24時間365日いつでも利用できるので便利です。

mixhostは、WordPressサポートを利用することもできます。
この点では、mixhostはエックスサーバーよりも利用しやすくなっています。

他社レンタルサーバーとの比較まとめ

他社の人気レンタルサーバーと比べると、エックスサーバーは少し料金が高いところがデメリットにはなります。
また、「再販が原則禁止」「アダルトコンテンツの公開が禁止」という点もデメリットになります。

ですが、エックスサーバーでは高速なNVMe SSDを搭載しています。
「セコムセキュリティ診断の実施」「WordPressセキュリティ設定」などセキュリティ面も充実しています。

また、WEBサーバーとしてNginxを搭載しており、大量アクセス時でも安定したWEBサイト運営を期待できます。

エックスサーバーには、他にも多くのメリットがあります。
エックスサーバーを検討されている方は、こちらの記事も合わせてチェックしてみましょう。

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