シンレンタルサーバーでWAF（ワフ）を利用する方法を紹介します。
画像付きでまとめているので、シンレンタルサーバーでセキュリティ強化を図りたい方はぜひ参考にして下さい。
ですが、今ではWAFを標準で搭載しているレンタルサーバーも増え、個人でも気軽に利用できるようになってきました。
シンレンタルサーバーでも標準搭載しているので、有効化しておきましょう。
また、シンレンタルサーバーについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も合わせてチェックして下さい。
WAFについて
WAFとは「Web Application Firewall」の略で、日本語にすると「ウェブアプリケーションファイアウォール」となります。
ですが、そのファイアウォールとWAFは全くの別物です。
WAFについて
WAFは、WEBアプリケーションの脆弱性を突いた攻撃を防いでくれるシステムです。
有名なところでは、SQLインジェクションやXSS（クロスサイトスクリプティング）という脆弱性対策に非常に有効です。
これらの脆弱性を検知すると自動でブロックしてくれるので、外部からの不審なアクセスを事前に防ぐことができます。
非常に強力な脆弱性対策になるので、WAFは必ず有効化しておきましょう。
WEBアプリケーションを公開する際には、WAFだけに頼らず、自身でも行える対策は行っておきましょう。
例えば、WordPressであればプラグインを使って簡単にセキュリティ強化が可能です。
シンレンタルサーバーで設定できるWAFについて
シンレンタルサーバーでは、全プランにWAFを標準搭載しています。
細かくON・OFFを設定することができ、サーバーパネルから簡単に変更が可能です。
因みに、シンレンタルサーバーではSQLインジェクションやXSS以外にも様々な設定を行えます。
基本的には、全項目ONにして有効化しておくのがおすすめです。
→ WAFの設定方法をチェックする
WAFによる誤検知
WAFは非常に強力な脆弱性対策になりますが、強力すぎて誤検知を起こすこともあります。
例えば、WordPress上でデータの更新作業を行うと、その作業がブロックされてしまうことが良くあります。
その場合、WAFを無効化される方も多いです。
ですが、シンレンタルサーバーでは、細かくON・OFFを切り替えることができます。
全項目をOFFにせず、該当項目だけをOFFにしましょう。
もしくは、更新頻度が低い場合には、更新時のみOFFにして、その後ONに戻すのがおすすめです。
シンレンタルサーバーのWAF設定方法を画像付きで解説
シンレンタルサーバーでは、サーバーパネルからWAFの設定（有効化・無効化）が可能です。
まずは、サーバーパネルへログインして下さい。
https://secure.wpx.ne.jp/wpxapanel/login/wpxserver/server/
↓
サーバーパネルへログインすると、画面右下に「WAF設定」というメニューがあるので選択して下さい。
↓
次の画面では、WAFの設定を行うドメインを選択します。
↓
選択したドメインのWAF設定画面へ移動します。
画面をスクロースして下へ移動して下さい。
デフォルトでは、全項目が「OFF」の状態になっているはずです。
必要な項目を「ON」へ変更して下さい。
設定を変更したら、画面右下の「確認画面へ進む」をクリックして下さい。
↓
確認画面へ移動します。
確認画面をチェックして問題が無ければ、「設定する」をクリックします。
↓
これでWAFの設定が完了しました。
シンレンタルサーバーでは、このように簡単にWAFを有効化できるので、必ず設定を行っておきましょう。
最後に
今回は、シンレンタルサーバーで利用できるWAFについてまとめました。
WAFは、WordPressなどのWEBアプリケーションにとって非常に強力な脆弱性対策になります。
シンレンタルサーバーでは全プランでWAFを標準搭載しています。
必ず設定を「ON」にして有効化しておきましょう。
