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エックスサーバーはCPUに第4世代「AMD EPYC」採用で高速・安定稼働を実現!

今回は、エックスサーバー(Xserver)に搭載されているCPUについてまとめています。
また、メモリについても一緒に説明しています。

エックスサーバーのメモリ・CPUや、WEBサイトが高速で安定している理由を知りたい方は、ぜひ参考にして下さい。

エックスサーバーについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も合わせてチェックしてみましょう。

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メモリとCPUの役割について

初めに、メモリとCPUの役割について説明しておきます。

まず、CPUとは「中央演算装置」と呼ばれ、ソフトウェアやプログラムなどを実際に演算処理する役割を担っています。
全てのデータはCPUにより処理されるので、CPUが無いとサーバーはただの箱でしかなく、何もすることができません。

それに対して、メモリは、CPUで演算処理したデータを一時的に保存する記憶装置として使用されます。

データをメモリに保存しておくことで、サーバーは複数の処理を並行して行うことができます。

  • CPU:演算処理を行う
  • メモリ:演算処理されたデータを保存しておく
つまり、高性能なCPUを搭載することで高速な処理が可能になります。
さらに、メモリ容量が大きい程多くの処理データを保存でき、同時にたくさんのソフトウェアやプログラムを実行することができます。

高性能CPUを搭載していても、メモリ容量が少ないと、その性能を発揮することができません。

レンタルサーバーを検討する際には、CPUのスペック(コア数、スレッド数など)搭載メモリを必ずチェックするようにしましょう。

メモリとストレージの違いについて

メモリもストレージもデータを保存する役割を担っている点では同じです。

ですが、上記でも説明したように、メモリはCPUによって処理されたデータを一時的に保存するのが役割です。
一時的な記憶処理でしかないですが、それによりデータの処理を高速化しています。

それに対して、ストレージは、画像や動画、テキストデータなどを実際に保存しておくサーバー上のスペースです。

データを保存するという意味では同じなので混同しがちですが、全く異なるものなので注意しましょう。

因みに、公式サイトをチェックしていてSSDやHDDと表記があれば、それらがストレージになります。
※ディスクスペースと表示されている場合もあります。

エックスサーバーはAMD社の"第4世代CPU「EPYC」"を採用

エックスサーバーが搭載するCPUについて

エックスサーバーが高速で安定している理由の一つが、採用しているCPUにあります。

エックスサーバーでは、AMD社が開発する高性能なCPU「EPYC(エピック)」を採用しています。
それにより、高速で安定的な運用が可能になっています。

EPYCは、サーバーや組み込みシステムの市場をターゲットに開発されているCPUです。
エンタープライズ向けCPUで、2021年には第3世代となるEPYCも販売開始されました。

さらに2022年11月には第4世代EPYC(開発コード名:Genoa)がリリースされ、エックスサーバーでも2024年に第3世代から"第4世代"へ切り替えられました。

従来のモノと比べて処理性能が約2.2倍にもなり(※2024年3月時点エックスサーバー調べ)、より高いパフォーマンスを期待できるようになりました。

メモリ・vCPUコア数も増強

さらに、エックスサーバーでは、2024年には、搭載メモリは1TBから"1.5TB"へと倍増、vCPUコア数も128コアから"256コア"へと増強しています。
それにより、より処理性能が向上し、並列処理にも強く、大量アクセス時でも安定した運用が可能となりました。

ただ、ここでまとめているメモリ・vCPUは、ホストサーバーに割り当てられているモノです。
実際にユーザー(1契約)に割り当てられているメモリ・コア数ではないので、そこは間違わないようにしましょう。

ユーザーごとに割り当てられているメモリ・vCPU

で、実際にユーザーに割り当てられている(最低保証される)メモリ・vCPUはこちらです。

スタンダードプレミアムビジネス
メモリ8GB12GB16GB
vCPU6コア8コア10コア
料金
※12ヶ月契約
月額1,100円月額2,200円月額4,400円

エックスサーバーの大きな特徴として、リソース保証機能が上げられます。

一般的に、レンタルサーバーでは、例えばメモリ8GBが割り当てられていても、混雑時には8GBも利用できません。
他利用者が多くのメモリを使ってしまうと、その分、自身が利用できるメモリが減ってしまいます。

ですが、エックスサーバーではリソース保証により、最低でも「メモリ 8GB / CPU 6コア」を利用することができます。
それにより、混雑時でも、高速で安定したWEBサイトの運営を期待できます。

他社レンタルサーバーとメモリ・vCPUを比較

エックスサーバーと他社レンタルサーバーのメモリ・vCPUを比較してみましょう。

CPUメモリ
エックスサーバーAMD EPYC(第4世代)vCPU256コア1.5TB
Conoha WING非公開非公開
ロリポップ!非公開非公開
ミックスホストIntel Xeon 24コア48スレッド256GB
カラフルボックスIntel Xeon 28コア56スレッド512GB

「Conoha WING」と「ロリポップ!」に関しては、詳細は非公開になっているようで、情報を見つけることができませんでした。

ただ、「ミックスホスト」や「カラフルボックス」と比べると、コア数・メモリに関してはより高性能なCPUを搭載しているようですね。

また、採用しているCPUに関しても「AMD EPYC」と「Intel Xeon」という違いがあります。
一般的にサーバーで利用されているのは「Intel Xeon」が多いので、この点も他社レンタルサーバーとの大きな違いですね。

 

エックスサーバーが高速で安定している他の理由

エックスサーバーが高速で安定している理由は、他にもあります。
その中でも、主な理由がこの3つです。

・オールNVMe対応
・WEBサーバーにnginxを採用
・高速化設定機能

オールNVMe対応

エックスサーバーでは、ストレージ環境に「オールNVMe」を採用しています。
従来の「オールSSD」や「ピュアSSD」という構成よりも高速な環境です。

NVMeとは、SSDの為に開発された通信規格になります。
その為、NVMeを採用した「NVMe SSD」は、従来のSSDよりもさらに高いパフォーマンスを期待することができます。

詳しくは、こちらのページをチェックしてみましょう。

WEBサーバーにnginxを採用

エックスサーバーでは、WEBサーバーにnginx(エンジンエックス)を採用しています。

nginxは、以前主流だったApacheよりも高速で、同時処理に強いと言われています。
その為、複数ユーザーが同時にアクセスしている場合でも、安定した表示速度での運用が可能になります。

 

高速化設定機能

エックスサーバーでは、WEBサイトを高速化する為の機能も充実しています。
必要に応じて機能を有効化することで、WEBサイトの高速化を図ることができます。

高速化設定の詳細は、こちらのページでチェックしてみましょう。

 

最後に

今回は、人気レンタルサーバー「エックスサーバー」が採用しているCPUについてまとめました。

エックスサーバーでは、AMD社が開発する第3世代の「EPYC(エピック)」を採用しています。
EPYCは、サーバー向けの高性能なCPUになり、より安定して高速なサーバーの提供が可能になっています。

さらに、リソース保証により、利用できる最低限のメモリとvCPUも保証されています。
それにより、他利用者の影響を受けにくく、混雑時でも高速で安定したWEBサイト運営を期待できます。

高速なレンタルサーバーをお探しの方は、エックスサーバーをチェックしてみましょう。

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