スターサーバーって何？詳しく解説します！

2024年6月2日 2024年6月18日

sabato

今回は、ネットオウルが運営するレンタルサーバー「スターサーバー」の紹介です。

スターサーバーは、ストレージには全プランでSSDを採用し、さらにWEBサーバーにはNginxを採用することで、高速で安定したWEBサイト運営が可能です。

スターサーバーを使ってみたいという方は、ぜひ当記事を最後までお読み下さい。

因みに、より高スペックなレンタルサーバーをお求めの方にはエックスサーバーをおすすめします。
エックスサーバーに興味のある方は、こちらの記事も合わせてチェックして下さい。

人気のエックスサーバーをプロが詳しく解説！

2023.4.22

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1 スターサーバーのおすすめポイントは5つ
- 1.1 スターサーバーについて
- 1.2 スターサーバーのおすすめポイントは5つ
2 スターサーバーの機能・仕様
- 2.1 主な機能や仕様
- 2.2 メールに関する主な機能や仕様
3 スターサーバーの利用料金
- 3.1 料金プラン
- 3.2 おすすめの料金プラン
4 スターサーバーのデメリットは4つ
5 スターサーバーとロリポップ！を比較。どちらがおすすめ？
6 スターサーバーの評判
7 スターサーバーのよくある質問

スターサーバーのおすすめポイントは5つ

スターサーバーについて

スターサーバーとは、ネットオウルが運営するクラウド型レンタルサーバーです。
格安サーバーとして人気で、月額138円～という低価格で利用することができます。

ネットオウルとは、人気レンタルサーバー「エックスサーバー」を運営するエックスサーバー株式会社の関連会社です。
スターサーバー以外にも、スタードメインやスターサーバーフリーも有名で、多くの方が利用するサービスです。

スターサーバーではいくつかのプランが用意されていますが、特におすすめしたいのはハイスピードプランです。
ハイスピードプランは、容量320GBあり、36ヶ月契約にすることで月額550円で利用することもできるコスパに優れたサービスです。

因みに、スターサーバーは、ロリポップ！とよく比較されます。
共に格安料金から利用することができ、人気のレンタルサーバーです。
→ スターサーバーとロリポップ！を比較

それでは、まずはスターサーバーのおすすめポイントをチェックしてみましょう。

スターサーバーのおすすめポイントは5つ

スターサーバーのおすすめポイントは5つです。

WEBサーバーにNginxを採用
ストレージに高速なSSDを搭載
独自ドメイン永久無料特典あり
即時プラン変更が可能
月額138円～利用できる

WEBサーバーにNginxを採用

スターサーバーでは、WEBサーバーにNginxを採用しています。

Nginxとは、高速で、かつ同時処理に強いWEBサーバーです。
アクセス集中時でも安定したWEBサイトの表示が可能で、サーバーが落ちにくいのが特徴です。

格安サーバーの場合、一般的にはApacheを搭載しているレンタルサーバーが多いです。
この点は、Nginxの大きなポイントになります。

ストレージに高速なSSDを搭載

ストレージとは、データ（画像やテキスト情報など）を保存する場所です。

スターサーバーは、HDDよりもかなり高速なSSDをストレージとして搭載しています。
これも、スターサーバーが高速化な理由の一つになります。

独自ドメイン永久無料特典あり

スターサーバーでは、独自ドメインを1つ永久無料で利用できる「独自ドメイン永久無料特典」が付いています。
ハイスピード以上のプランを契約することで利用できる特典で、以下のドメインから選ぶことができます。

.com / .net / .org / .info / .biz / .xyz / .link / .click / .blog

独自ドメイン永久無料特典を利用できる条件はこちらになります。

ハイスピードプランまたはエンタープライズプランを契約
サーバーを12ヶ月以上の契約期間で申し込む（更新時も）
サーバー申し込みから30日以内に申請（お試し期間2週間含む）
サーバー本契約時に支払方法「クレジットカードで支払う」を選択
自動更新設定の有効化

独自ドメイン永久無料特典は、申請が必要です。
サーバー申し込みから無料お試し期間を含む30日以内の申請が必要なので、忘れずに手続きを行いましょう。

即時プラン変更が可能

スターサーバーはクラウド型のレンタルサーバーで、即時プラン変更が可能です。

ただし、変更できるのは上位プランへのみです。
下位プランへ変更することはできないので、プランアップを検討されている方は注意しておいて下さい。

また、以下のような条件もあるので注意してください。

エコノミー、ライトはスタンダードまでのプラン変更が可能
エコノミー、ライト、スタンダードはハイスピード、エンタープライズへの変更不可
申し込み完了後、元のプランを含め下位プランへの変更は不可

月額138円～利用できる

スターサーバーは、月額138円～利用できる格安サーバーで、コストを抑えたWEBサイトの運営が可能です。

ただ、月額138円で利用できるのはエコノミープランですが、このプランだとWordPressを利用できません。

アフィリエイトやブログ運営の場合にはライトプラン以上の申し込みが必要です。
とは言え、ライトプランも月額220円～となっており、レンタルサーバー業界ではかなり安いです。

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スターサーバーの機能・仕様

スターサーバーの主な機能や仕様もまとめました。
サーバーの利用を検討されている方はチェックして下さい。

主な機能や仕様

まずは、サーバーの主な機能・仕様をチェックしてみましょう。

	エコノミー	ライト	スタンダード	ハイスピード	エンタープライズ
WEBサーバー	Nginx（エンジンエックス）
通信プロトコル	HTTP/2
ストレージ	SSD
RAID構成	RAID10
容量	20GB	160GB	200GB	320GB	500GB
転送量目安	月6,000GB (200GB/日)	月15,000GB (500GB/日)	月21,000GB (700GB/日)	月27,000GB (900GB/日)	月36,000GB (1,200GB/日)
スペック	メモリ・CPU共に非公開
マルチドメイン	20	50個	無制限	無制限	無制限
無料SSL	○
FTP	○
データベース (容量)	×	1個 (1,000MB)	50個 (1,000MB)	無制限 (3,000MB)	無制限 (3,000MB)
プログラム言語	Perl 5.16.x / Ruby 2.0.0 / Python 3.6.x / Python 3.4.x / Python 2.7.x / SSIを利用可
PHP	「8.2.x / 8.1.x / 8.0.x / 7.4.x / 7.3.x / 7.2.x / 7.1.x / 7.0.x / 5.6.x / 5.5.x / 5.4.x / 5.3.3 / 5.1.6」のバージョンを利用可ライトプラン以上ではPHP高速化設定も利用可
.htaccess	○
WordPress 簡単インストール	-	○
ファイルマネージャ	○
商用利用	○
再販	×
アダルト	×

商用利用とは、サーバーを使って収益を得る行為です。
スターサーバーでは商用利用OKとなっているので、ECサイトや商品・サービスの販売サイトはもちろん、アフィリエイトなどでの収益化も問題なく行えます。
また、再販とは、有料・無料を問わずサーバーの一部を第三者へ貸し出す行為ですが、スターサーバーでは禁止されているので注意して下さい。

メールに関する主な機能や仕様

メールアドレスを発行して利用される方は、スターサーバーのメールに関する機能・仕様もチェックしておきましょう。

	エコノミー	ライト	スタンダード	ハイスピード	エンタープライズ
メールアドレス	200個	500個	1,000個	無制限	無制限
送受信プロトコル	■POP/POP over SSL ■SMTP/SMTP over SSL ■IMAP/IMAP over SSL
SMTP-AUTH	○
セキュリティ	アンチウィルス、スパムフィルタ
メール容量	メールアドレス毎に1MB～2,000MBの範囲で設定可
その他機能	WEBメール、メール転送

スターサーバーでは、メール送受信の際にウィルスチェックを行っています。
※アンチウィルスソフトとしてWithSecure社の製品を採用

また、スパムフィルタ機能を搭載しており、ホワイトリスト・ブラックリストの設定が可能になっています。

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スターサーバーの利用料金

料金プラン

料金は税込み・月額表示です。
()内は支払総額です。

	エコノミー	ライト	スタンダード	ハイスピード	エンタープライズ
容量	20GB	160GB	200GB	320GB	500GB
初期費用	1,650円			無料	5,500円
3ヶ月	-	330円 (990円)	660円 (1,980円)	1,100円 (3,300円)	2,530円 (7,590円)
6ヶ月	138円 (828円)	308円 (1,848円)	605円 (3,630円)	1,045円 (6,270円)	2,365円 (14,190円)
12ヶ月	138円 (1,656円)	275円 (3,300円)	550円 (6,600円)	825円 (9,900円)	2,200円 (26,400円)
24ヶ月	138円 (3,312円)	253円 (6,072円)	495円 (11,880円)	660円 (15,840円)	2,145円 (51,480円)
36ヶ月	138円 (4,968円)	220円 (7,920円)	440円 (15,840円)	550円 (19,800円)	2,090円 (75,240円)
無料お試し期間	14日間

エコノミープランは月額138円とかなり安いですが、MySQLを利用できずWordPressも使えません。
WordPressを使ったWEBサイト運営を検討されている方は、ライトプラン以上を契約しましょう。

料金の支払いについて

因みに、料金の支払いは、総額の一括払いになります。
月々の分割払いには対応していないので、その点は注意して申し込みを行いましょう。

スターサーバーのデメリットは4つ

スターサーバーのデメリットと考えられるのは4つです。

1ヶ月単位で利用できない
下位プランへプラン変更ができない
ハイスピードプラン以外は初期費用が発生する
バックアップ機能が無い

スターサーバーは3ヶ月契約からになっており、1ヶ月の短期で利用することができません。
また、下位プランへプラン変更できないのも、一応デメリットにはなります。

それと、ハイスピードプラン以外では初期費用が発生するので、その点もデメリットにはなります。

で、スターサーバーの一番のデメリットはバックアップ機能が搭載していないところです。

もちろん、システム全体のバックアップは取られていると思います。
ですが、他社レンタルサーバーのようにバックアップデータを提供されていないので不安です。

スターサーバーを利用する場合には、WordPressのプラグインを使用するか、手動でバックアップを取っておく必要がありますね。

スターサーバーとロリポップ！を比較。どちらがおすすめ？

まず、スターサーバーもロリポップ！も、プラン数は5つでプラン名も全く同じです。
さらに、共にスペック（メモリ・CPU）が非公開になっています。

これらの点を考えても、お互い意識してサービスを展開しているということが良く分かります。

鯖

まずは、スターサーバーとロリポップ！の料金を比べてみましょう！

今回は、一番おすすめのハイスピードプランで両サーバーを比較してみます。

	スターサーバー	ロリポップ！
容量	320GB	500GB
初期費用	無料	無料
1ヶ月	-	月額1,430円
3ヶ月	月額1,100円 (3,300円)	月額1,320円 (3,960円)
6ヶ月	月額1,045円 (6,270円)	月額1,210円 (7,260円)
12ヶ月	月額825円 (9,900円)	月額990円 (11,880円)
24ヶ月	月額660円 (15,840円)	月額935円 (22,440円)
36ヶ月	月額550円 (19,800円)	月額550円 (19,800円)
無料お試し期間	14日間	10日間
公式サイト	詳細	詳細

サーバーの利用料金は、36ヶ月契約の場合のみ共に月額550円になっていますね。
ただ、それ以外の契約月数を比べると、スターサーバーの方が100～300円近く安くなっています。

また、無料お試し期間もスターサーバーの方が4日長いですね。

鯖

次は、スターサーバーとロリポップ！の主な機能・仕様を比べてみましょう！

今回は、一番おすすめのハイスピードプランで両サーバーを比較してみます。

	スターサーバー	ロリポップ！
容量	320GB	500GB
転送量	27,000GB/月（900GB/日）	無制限
独自ドメイン永久無料特典	1個	2個
WEBサーバー	Nginx	Nginx + LiteSpeed
ストレージ	SSD	SSD
マルチドメイン	無制限	無制限
商用利用	○	○
再販	×	○
アダルト利用	×	×
公式サイト	詳細	詳細

まず、ストレージの容量を比べると、ロリポップ！の方がかなり多いです。
また、独自ドメインの永久無料特典に関しても、ロリポップ！だと2個まで利用できるのがポイントです。

転送量に関しても、スターサーバーは上限が設定されています。
ただし、あくまでWEBサイト快適に運営できる目安上限であり、上限を超えたからと言って料金が発生する訳ではありません。

他には、WEBサーバーや再販に関しても違いがみられますね。

【まとめ】
料金重視であればスターサーバーという選択になりそうです。
容量や転送量重視であればロリポップ！がおすすめです。
ただ、スターサーバーのハイスピードプランも月27,000GB（27TB）あるので、これだけあれば十分ではあります。

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スターサーバーの評判

X（旧ツイッター）を使ってスターサーバーの評判もチェックしてみましょう。

とりあえずスターサーバーで12ヶ月契約してみたわ
ハイスピードプランって奴
ドメイン永久無料で9900円だったから
これでいいかな
ブログの表示スピードも問題なさそう
— 梅太郎 (@kanbei2023) May 28, 2024

ハイスピードプランなら独自ドメインの永久無料特典が付いているので、ドメイン費用を抑えられるのもポイントですね。
それに、初期費用無料なので、12ヶ月契約でも1万円を切っているのは助かりますね。

こちらも同じような内容の評判です。
↓

更新料って考えるのが普通な気がする
そして「誰もアクセスしないんじゃない？」って、その程度のものにあまり金かけたくない。
スターサーバーのハイスピードプランなら年額１万円切ってて、ドメイン使用料は永久無料
これが金額もわかりやすいし、安くていいかなー・・・
「諸々込みで１年に１回
— 梅太郎 (@kanbei2023) May 23, 2024

コストパフォーマンスの良さがスターサーバーのメリットですね！

今年（2024年）に入って大きな障害も発生しました。

なんか朝からサーバー障害で俺のブログが死んでいる！！長くスターサーバー使ってるけどここまで長時間のダウンは初めてな気がする！！
— りゅーるー＠ここのえ九護 (@Fw009) April 13, 2024

どこのレンタルサーバーでも障害は発生するので、それ自体は仕方がないことと思って割り切るしかないです。
ただ、今回の障害は長時間に渡ったので、そこは心配ですね。

〜表示速度や情報処理速度は、エックスサーバーの方が圧倒的に能力が高いです。メモリは2倍以上、ストレージは次世代高速インターフェースのNVMeを採用しています。
スターサーバーのオールSSDでも表示速度・処理速度は速いのですが、
エックスサーバー
NVMeの読み込み速度はSSDの約14倍！！
— ginnji2010 (@ginnji2010) October 10, 2021

正直、エックスサーバーと比べるとサーバースペックや仕様は大きく落ちてしまいます。

人気のエックスサーバーをプロが詳しく解説！

2023.4.22

ただ、スターサーバーもストレージにオールSSDを採用しており十分に高速です。
あとは、金額との兼ね合いで検討するしかないですね。

スターサーバー使っています。オールSSDで速い！
WAFの無料設定がないので、WAF機能のある
セキュリティプラグインが必須です。
— bistarai@サイクリスト&Blog (@bistarai785) August 24, 2020

最近は、表運でWAFを搭載するレンタルサーバーも多いです。

その点は、スターサーバーのデメリットになります。
ただ、スターサーバーはその分コストを抑えて利用できるので、セキュリティ面はプラグインなどで対応するのもありです。

スターサーバーは安いのに安定して早いので満足！
けどググっても思ったほどヒットしない。
ミニバードのときのほうがヒットしたような…
— nuun (@nuunnuuncom) May 8, 2022

安くて安定・早いという口コミですね。

ただ、スターサーバーの知名度は、エックスサーバーのような人気レンタルサーバーと比べると知名度が低いです。
情報量が少ないのは、他社と比べた場合のスターサーバーのデメリットにもなりますね。

他にも、このような口コミがみられました。
↓

スターサーバー(スタンダード)でプラグイン20個だとこんな感じ。
プラグインを減らすともっと早いです。
最高でモバイル85、PC95でした。 https://t.co/BVI5AtTU7U pic.twitter.com/baHibAiJXL
— さっちん (@musukosuhaha) June 24, 2018

2つのブログの引っ越し作業完了。
今回は大きなミスもなく、短時間で終了。
スターサーバーは、ツール類の使い勝手は今一つの印象だけど、転送速度もワンコイン価格帯の中では早い方じゃないかな。
しばらくはお世話になる事にしよう。
— ぱいん@ロンギヌスの槍の使い手 (@47Nothing) December 5, 2019

スターサーバーの管理画面があまりにもわかりやすくてはげた
— 紅蓮 (@Moo_Rens) May 18, 2019

料金的にはスターサーバーの方が安くていいけど、エックスサーバーの方がユーザー数多いからわからないことあったとき調べたら出てきそうだし、電話サポートや自動バックアップとかもあるからエックスサーバーにした方がいいのかな😔
途中で変えるのもいいけどサーバー移行うまくできる自信ない🥲
— たこちゃん( ˙³˙)♡ (@tacochan_22) November 29, 2022

キャッシュが効いているのか体感的にもwpxのほうが速いと思います。ただ、トータル的な支払いコストで推し量るとスターサーバーかなと思います。月間転送量も悪くないですし。っで、WPオンリーで速さ求めるのなら、キャッシュ系プラグインで自滅するよりWPXだろうなって思います。
— 何気に宮下くん (@iine119) December 11, 2017