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【Ubuntu編】エックスサーバーVPS(Xserver VPS)でWEBサイトを公開する方法
こちらのページでは、エックスサーバーVPS(Xserver VPS)にWEBサイトの公開環境を作成する手順を紹介します。
こちらの作業は、サーバーを用意した後に行いましょう。
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エックスサーバーVPS:https://vps.xserver.ne.jp/
OS(Linuxディストリビューション)としてUbuntuを利用している場合の作業になります。
UbuntuサーバーでWEB環境の構築を行う際には参考にしてみてください。
WEB環境設定の主な流れはこちらになります。
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バーチャルホストの設定
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SSLのインストール・設定(HTTPS通信の設定)
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PHPとデータベース(MySQL)をインストール・設定
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FTPサーバーをインストール・設定
因みに、こちらのページではWEBサーバーにApacheを使用していきます。
もしNginx(エンジンエックス)でWEB環境を構築したい方は、こちらのページを参照ください。
WEBサーバーのインストールと設定
WEBサーバーとは、ブラウザ(クライアント)に対して、サーバー上にあるHTMLや画像などを表示するためのソフトウェアです。
このWEBサーバーがないとサイトを公開することができないので、とても重要なソフトウェアになります。
最近では、WEBサーバーとして様々なソフトウェアが使用されるようになしましたが、有名なのはApache(アパッチ)やNginx(エンジンエックス)です。
今回は、Apacheを利用してWEBサーバーの構築を行ってみます。
ただ、情報量が多くなるので、構築方法の説明は別ページに分けました。
こちらのページを参考にしてApacheの設定を行ってみてください。
バーチャルホストの設定
バーチャルホスト(Virtual Host)とは、サブホストなどとも呼ばれ、1台のサーバーで複数ホスト(ドメイン)を運営する仕組みです。
デフォルトで割り当てられているホスト以外のドメイン名でサイトを運営するためには、このバーチャルホストの設定が必要になります。
バーチャルホストの設定方法はこちらのページを参考に行ってみてください。
SSLのインストールと設定(HTTPS通信の設定)
次は、SSLの設定を行っていきます。
SSLに関しては、インストールしなくてもWEBサイトの運営は行えます。
ですが、今の時代はHTTPS通信の設定は必須になってきました。
それに、HTTPS通信はSEO対策にもなるので、必ず設定を行うようにしましょう。
今は、無料のSSL「Let's Encrypt」を誰でも利用できるようになっているので、そちらをインストールして利用してみましょう。
「Let's Encrypt」のインストールや設定については、こちらのページを参考に行ってみてください。
PHPとデータベース(MySQL)のインストールと設定
PHPとデータベースについては、静的ページのみでのWEBサイト運営であれば不要です。
ですが、多くのサイトは動的ページで構築されています。
例えば、WordPressのようなCMSを使ってWEBサイトを公開されている方もいますし、オリジナルでシステムを組んでいる方も多いです。
その場合には、PHPとデータベースのインストールが必須になります。
データベースに関しては、WEBサイトで利用する場合にはMySQL(正確にはMariaDB)を利用するのが一般的になります。
PHPとMySQLのインストールについては以下のページを参考に行ってみてください。
FTPサーバーのインストールと設定
FTPサーバーは、FFFTPなどのツールを使用する際に必須となります。
もしFFFTPなどのFTPクライアントを利用されない場合には、こちらの作業は不要です。
ですが、使用される場合には、こちらのページを参考にしてFTPサーバーのインストールを行ってみましょう。
まとめ
こちらのページは、エックスサーバーVPSでサイトを公開する為のWEB環境の構築手順についてまとめました。
VPSでWEBサイトの運営をお考えの方は、ぜひこちらのページも参考にしてみてください。
ただ、VPSを使ってWEBサイトを構築するのは少し手間です。
もし、少しでも手間を省いてWEBサイトの公開を行いたい方には、レンタルサーバー(共用サーバー)をおすすめします。
レンタルサーバーの方がサーバーの運用コストが掛からないですし、VPSはあくまで上級者向けのサーバーになります。