今回は、Xserver VPSとシンVPSの違いを紹介します。
シンクラウド株式会社は、エックスサーバー株式会社が設立した会社です。
Xserver VPSとシンVPSの違いを知りたい方は、ぜひチェックして下さい。
因みに、Xserver VPSとシンVPSについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も合わせてチェックして下さい。
目次
Xserver VPSとシンVPSの違いは3つ!
Xserver VPSとシンVPSの主な違いは3つです。
- 料金プラン(プラン数・利用料金)
- 容量
- スペック(メモリ/vCPU)
まずは、各違いを表でチェックしてみましょう。
Xserver VPS | シンVPS | |
---|---|---|
初期費用 | 無料 | 無料 |
プラン数 | 6プラン | 7プラン |
月額利用料金 (12ヶ月契約) | ■2GB:900円 ■4GB:1,800円 ■8GB:3,600円 ■16GB:7,800円 ■32GB:19,500円 ■64GB:39,000円 | ■512MB:700円 ■1GB:900円 ■2GB:1,600円 ■4GB:3,201円 ■8GB:6,400円 ■16GB:12,800円 ■32GB:25,600円 |
容量 | ■2GB:50GB ■4GB:100GB ■8GB:100GB ■16GB:100GB ■32GB:100GB ■64GB:100GB | ■512MB:30GB ■1GB:100GB ■2GB:150GB ■4GB:200GB ■8GB:400GB ■16GB:800GB ■32GB:1,600GB |
vCPU | ■2GB:3コア ■4GB:4コア ■8GB:6コア ■16GB:8コア ■32GB:12コア ■64GB:24コア | ■512MB:1コア ■1GB:2コア ■2GB:3コア ■4GB:4コア ■8GB:6コア ■16GB:8コア ■32GB:12コア |
料金プラン(プラン数・利用料金)
料金プランは、Xserver VPSが6プランに対して、シンVPSでは7プラン用意されています。
Xserver VPSは2GBプランから用意されているのに対して、シンVPSは512MBプランから用意されており、個人でも始めやすい料金設定になっています。
ただ、同じスペックのプラン同士で比べると、かなりの料金差があります!
例えば、2GBプランで比較すると、Xserver VPSが900円に対して、シンVPSだと月額1,600円とかなりの差があります。
スペック当たりの料金で考えると、シンVPSの方が高くなっています。
容量
ストレージの容量については、Xserver VPSが基本的に100GB(2GBプランのみ50GB)です。
それに対して、シンVPSは30GB~1,600GBと幅広く、1,600GBという大容量プラン(32GBプラン)を利用できるのも特徴です。
大規模WEBサイトなど大容量のサーバーが必要な方にはシンVPSがおすすめです。
因みに、両サーバーとも容量増設オプションも用意されています。
容量増設オプションの料金はこちらです。
↓
Xserver VPS | シンVPS |
---|---|
+200GB / 月2,750円 | 最大500GBまで増設可 / 100GBあたり月1,100円 |
Xserver VPSの増設オプションは200GBのみで、それ以上の容量追加はできません。
追加オプションに関してもシンVPSの方が多いですね。
スペック(メモリ/vCPU)
スペックに関しては、Xserver VPSが「2GB/3コア~64GB/24コア」となっています。
それに対して、シンVPSのスペックは「512MB/1コア~32GB/12コア」で、Xserver VPSよりも低スペックなプランから選択することができます。
逆に、Xserver VPSは、一番上のプランだと64GB/24コアなっており、よりスペックの高いプランまで選択することができます。
結局、Xserver VPSとシンVPSのどちらがおすすめ?
どちらのVPSがおすすめかは一概には言えないですが、より高スペックなサーバーが必要な方には"Xserver VPS"を、大容量サーバーが必要な方には"シンVPS"をおすすめです。
もし、容量は多くなてもいいという場合には、基本的にスペック当たりの料金がかなり安いXserver VPSをおすすめします。
WEBサイト運営はもちろん、ゲームサーバーやFX自動売買サーバーの構築、AIツールのインストール、ビジネスツールの設置など、どちらのVPSも様々な使い方が可能です。
Xserver VPSがおすすめな方
- お手頃料金で高スペックなVPSを利用したい方
- より高スペックなサーバーが必要な方
Xserver VPSは、同スペック帯のプランで比較すると、利用料金が圧倒的に安いです。
その為、高スペックなサーバーをよりお手頃な料金で利用したい方におすすめです。
ただ、Xserver VPSは、標準の容量が100GB、追加できるのも200GBなので、より大容量なサーバーが必要な方にはおすすめできません。
また、Xserver VPSは「64GB/24コア」のプランまで用意されており、シンVPSよりも高スペックなサーバーが必要なかたにもおすすめです。
※シンVPSは「32GB/12コア」のプランまでです。
シンVPSがおすすめな方
- より低価格なプランを利用したい
- 大容量なサーバーが必要な方
シンVPSは、一番下のプラン(512MBプラン)だと月額700円(12ヶ月契約の場合)で利用することができます。
スペックはそこそこでいいので、低価格で利用できるVPSをお探しの方には、シンVPSの512MBプランがおすすめです。
さらに、シンVPSには1,600GB(1.6TB)という大容量のプランまで用意されています。
しかも、ストレージにはNVMe SSDを採用しており、スペックは「32GB/12コア」もあるので、高スペックで大容量なサーバーが必要な方にも最適です。
例えば、大規模サイトの運営やメールサーバー、共有ストレージとして利用するのにおすすめの環境です。
Xserver VPSとシンVPSの比較まとめ
シンVPSは、低価格な料金で利用できる低スペック帯のプランから用意されており、コストを抑えたい方は利用しやすくなっています。
ただ、同じスペック帯のプランで比較するとシンVPSの方がかなり料金が高くなります。
ですが、シンVPSの方が容量が多く、最大で1,600GBの大容量プランまで用意されているのが特徴です。
因みに、選択できるOSイメージとアプリイメージに関しては、Xserver VPSとシンVPSに違いはありません。
大きな違いは、今回説明した3つくらいとお考え下さい。
Xserver VPSとシンVPSについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も合わせてチェックして下さい。
Xserver VPSとシンVPSのよくある質問
いいえ。シンVPSは、エックスサーバー株式会社からシンクラウド株式会社へサービスが移行しました。因みに、シンクラウド株式会社は、エックスサーバー株式会社が設立した会社です。
シンVPSの方が低スペックのプランから用意されており、低価格のプランから始めることができます。ただし、同じスペック帯のプランで両サーバーを比較すると、Xserver VPSの方がかなり安くなります。
例えば、両サーバーの2GBプランを12ヶ月契約で比較すると、Xserver VPSは月額900円なのに対してシンVPSは月額1,600円となります。
Xserver VPSの容量は、標準容量が100GB(2GBプランのみ50GB)です。それに対して、シンVPSは30GB~1,600GBのプランが用意されており、大規模サイトやファイルサーバー、共有ストレージなどでの利用にも最適です。
いいえ、ほとんど違いはないです。