wpX Speedは、シンクラウド株式会社が提供するWordPressに最適されたクラウド型のレンタルサーバーです。
ストレージには「NVMe SSD」を採用、WEBサーバーにNginxを搭載しています。
さらに、契約者ごとにメモリ・CPUが確保されており、高速で安定したWEBサイトの運営が可能です。
さらに、容量が最大1TBのプランまで用意されており、法人・ビジネス利用や大規模サイト運営者にもとてもおすすめ!
"wpX Speedを検討されている方"、"WordPressに最適化されたレンタルサーバーをお探しの方"は、ぜひチェックして下さい。
目次
wpX Speedの利用料金
wpX Speedの料金は高い?
wpX Speedは、人気のエックスサーバーやConoHa WING、シンレンタルサーバーなどと比べると、正直、料金は高いです。
一番下のW1プランでも1ヶ月利用すると月額1,320円となり、個人で利用するには高く感じます。
→ wpX Speedの利用料金を確認する
その理由として考えられるのはこの2点です。
- 従量課金制で長期契約がない
- アカウントごとにリソースを確保
従量課金制で長期契約がない
wpX Speedは、重量課金制となっており時間単位で利用料金が発生します。
その為、他社のような長期契約がなく、割引価格で利用することができません。
例えば、エックスサーバーだと36ヶ月契約で月額990円、12ヶ月契約でも月額1,100円となります。
【エックスサーバー】
36ヶ月契約で月額990円~、12ヶ月契約で月額1,100円~
→ 詳しくチェックする
【ConoHa WING】
36ヶ月契約で月額678円~、12ヶ月契約で月額941円~
→ 詳しくチェックする
【シンレンタルサーバー】
36ヶ月契約で月額770円~、12ヶ月契約で月額880円~
→ 詳しくチェックする
長期契約できるレンタルサーバーと比べると、wpX Speedは、どうしても割高になります。
ただし、wpX Speedには最低利用期間がなく、時間単位での料金発生ということは、いつでもサーバー利用を停止できるというメリットもあります。
長期契約の場合、例えば36ヶ月契約にすると、36ヶ月分の料金を必ず支払うことになります。
途中で、サーバーを解約しても、残りの月数分の料金は返金されません。
それを考えると、wpX Speedは利用しやすいサービスも言えます。
アカウントごとにリソースを確保
wpX Speedでは、アカウントごとにメモリ・CPUが割り当てられています。
リソース確保で他利用者の影響を受けにくく、快適なサーバー環境を利用できます。
ですが、その分料金も上がる理由の一つになると考えられます。
wpX Speedの料金プラン・スペック
wpX Speedでは7つのプランが用意されており、従量課金制になっているのが特徴です。
1時間ごとにサーバー利用料金が発生しますが、1ヶ月の上限金額も設定されています。
W1 | W2 | W3 | W4 | W5 | W6 | W7 | |
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初期費用 | |||||||
時間料金 | 2.2円 | 4.4円 | 8.8円 | 17.6円 | 46.2円 | 77円 | 123.2円 |
月上限 | 1,320円 | 2,640円 | 5,280円 | 11,000円 | 33,000円 | 55,000円 | 88,000円 |
容量 | 200GB | 300GB | 400GB | 500GB | 700GB | 1TB | 1TB |
メモリ | 2GB | 4GB | 8GB | 12GB | 24GB | 38GB | 56GB |
vCPU | 2コア | 3コア | 4コア | 5コア | 7コア | 10コア | 12コア |
転送量 (月上限目安) | 13.5TB | 18.0TB | 22.5TB | 30.0TB | 37.5TB | 45.0TB | 60.0TB |
支払い方法
wpX Speedの支払い方法は3つ用意されています。
- クレジットカード決済
- 銀行振込
- コンビニ払い
wpX Speedの機能・仕様
サーバーの主な機能・仕様
wpX Speedの主な機能・仕様もチェックしておきましょう。
W1 | W2 | W3 | W4 | W5 | W6 | W7 | |
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WEBサーバー | |||||||
ストレージ | |||||||
RAID構成 | |||||||
マルチドメイン | |||||||
HTTP/2 | |||||||
無料SSL | |||||||
MySQL数 | |||||||
WordPress 簡単インストール | |||||||
MySQL容量 (1WordPress) | 1GB | 2GB | 3GB | 4GB | 5GB | 6GB | 10GB |
PHP | 「PHP-FPMモード」と「FastCGIモード」を利用可 | ||||||
PHP バージョン | 8.2.x / 8.1.x / 8.0.x / 7.4.x / 7.3.x / 7.2.x | ||||||
バックアップ | 自動バックアップ機能・データ復元も無料 → 詳細をチェック | ||||||
WAF | |||||||
.htaccess | |||||||
FTP | アカウントの追加無制限 | ||||||
FTP over SSL | |||||||
プラン変更 | |||||||
商用利用 | |||||||
再販 | |||||||
アダルト利用 | |||||||
サポート |
メールに関する主な機能・仕様
メールアドレスを利用される方は、メールの主な機能・仕様もチェックしておきましょう。
メールサーバー | Postfix |
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メールアカウント | 無制限 |
メールサイズ (送信時) | 1通あたり100MB |
メール送信数 | 1日1,000通(目安) |
メールボックス容量 | 1~5,000MB |
送受信プロトコル | ■POP/POP over SSL ■IMAP/IMAP over SSL ■SMTP/SMTP over SSL |
SMTP-AUTH | 〇 |
その他機能 | ■WEBメール ■メール転送 ■メール自動返信 |
セキュリティ対策 | ウィルスチェック、スパムメール対策、メールフィルタ設定、ホワイトリスト・ブラックリスト設定 |
wpX Speedのおすすめポイントは6つ
wpX Speedのおすすめポイントは6つです。
- メモリ・CPUがアカウントごとに確保されている
- WordPress専用にチューニング
- オートスケール機能により安定した運営が可能
- 自動バックアップ機能を搭載
- 高度なWordPressセキュリティ設定
- 最大1TBの大容量プランもあり
メモリ・CPUがアカウントごとに確保されている
wpX Speedでは、アカウントごとにメモリ・CPUが確保されています。
つまり、契約サーバーごとにリソースが確保されており、他利用者の影響を受けにくいのが特徴です。
その為、快適で、かつ安全なサーバーの利用が可能で、安定したWEBサイトの運用を見込めます。
WordPress専用にチューニング
wpX Speedは、WordPress専用にチューニングされたサーバーです。
例えば、WEBサイトの高速化と安定化を見込める「PHP-FPMモード」をサポートしています。
PHP-FPMモードとは、PHPプログラムを実行するための環境です。
その為、高速で安定したWordPessの表示を期待できます。
オートスケール機能により安定した運営が可能
wpX Speedでは、オートスケール機能の設定が可能です。
オートスケールにより、リソースが足りなくなっても自動で上位プランへの変更が可能です。
スケールアップにより、アクセス急増時でも安定したWEBサイトの表示が可能になります。
■プランアップ後、下位プランへのスケールダウンも可能
自動バックアップ機能を搭載
wpX Speedには、自動バックアップ機能を搭載しており、1日1回自動でバックアップ処理が実施されています。
バックアップデータは無料で利用することができ、データ復旧用として使用することもできます。
- 毎日自動でバックアップを実施
- 過去7日分のバックアップデータを保持
- バックアップデータは無料でデータ復旧にも利用できる
- バックアップデータにはWordPress/メール/データベースを含む
高度なWordPressセキュリティ設定
wpX Speedでは、全プランでWAFを無料で利用できます。
WAFとは、WordPressのようなWEBアプリケーションの脆弱性を突いた攻撃をブロックしてくれるシステムです。
その為、WordPressにとっても強力なセキュリティ対策になります。
また、WordPressに関する様々なセキュリティ対応も可能で、コントロールパネル上から以下のような設定が可能です。
国外IPアドレスからの アクセス制限 | 海外IPアドレスからの管理画面ダッシュボード、XML-RPC、REST APIへのアクセスを制限 |
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ログイン試行回数制限 | 短時間にログインを連続して失敗するとアクセスを制限 |
大量コメント・トラックバック制限 | コメントスパム・トラックバックスパム行為が行われた場合に、一時的にコメント・トラックバックを制限 |
コメント・トラックバック制限 | 国外IPアドレスからのコメント投稿やトラックバックを制限 |
最大1TBの大容量プランもあり
wpX Speedには、最大1TBのプランも用意されています。
料金は、通常のレンタルサーバーと比べると高くなります。
ですが、大容量が必要な大規模WEBサイトの運営にも利用でき、法人やビジネス利用にも最適です。
wpX Speedのデメリットは2つ
wpX Speedのデメリットは2つです。
- 無料お試し期間がない
- WordPress利用以外には向かない
無料お試し期間がない
wpX Speedには、無料のお試し利用期間がありません。
その為、契約前にサーバーの機能や速度などをチェックできないのはデメリットです。
ただ、wpX Speedは初期費用無料で、時間単位で料金が発生します。
まずは、短期間だけで使ってみて、条件を満たさなければ解約するというのもおすすめです。
WordPress利用以外には向かない
wpX Speedは、WordPress専用のレンタルサーバーです。
WordPress以外での利用には向かないので、契約時には注意してください。
WordPress以外で利用する場合には、シンレンタルサーバーやエックスサーバーをおすすめします。
wpX Speedがおすすめな人
wpX Speedは、このような方におすすめのレンタルサーバーです。
- 法人のWEB担当者
- 快適なWordPress環境を利用したい
- 大規模WEBサイトの運営を行いたい
wpX Speedは、利用料金が高く、個人のブログやアフィリエイトでの利用にはおすすめしません。
それよりも、会社・店舗サイトや企業のWEBメディアの運営におすすめです。
また、リソースがアカウントごとに確保されており、快適にWordPess環境を利用したい方にも最適です。
さらに、最大1TBの料金プランも用意されており、大規模なWEBサイト運営にもおすすめです。
wpX Speedのまとめ
wpX Speedは、WordPressに特化したレンタルサーバーです。
アカウントごとにリソースが確保されており、他社レンタルサーバーと比べて安定・安全なWEBサイト運営を期待できます。
さらに、バックアップ機能やセキュリティ機能も充実しており、安全なWordPress運営を期待できます。
WordPressを使ったWEBサイトやメディアサイトの運営を検討されている方は、ぜひチェックして下さい。
wpX Speedのよくある質問
シンクラウド株式会社が提供するWordPressに特化したレンタルサーバーです。WordPress向けにチューニングされたサーバーで、快適なWEBサイトの運営が可能です。
エックスサーバーやConoHa WING、シンレンタルサーバーなどの人気レンタルサーバーと比べると、wpX Speedのメリットの料金は割高になります。
wpX Speedは、従量課金制となっており、時間単位で料金が発生します。
W1~W7まで7つのプランが用意されており、1時間当たり2.2~123.2円となっています。
さらに、1ヶ月の上限料金も設定されており、1ヶ月丸々使っても、その料金を超えることはありません(月最大1,320~88,000円)。
ストレージに「NVMe SSD」を採用、HTTP/2対応、WEBサーバーに「Nginx」を搭載、さらにオートスケール機能により、高速で安定したWordPressの表示が可能です。また、契約者ごとにメモリ・CPUが割り当てられており、快適で安全なサーバー利用が可能です。さらに、自動バックアップ機能も搭載しており、データ復旧も無料で行えます。
wpX Speedのデメリットは、「無料お試し期間がない」「WordPress以外の利用には向かない」の2点です。
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